ワーケーション知識・情報】
ワーケーションに関連する4つのステークホルダーについて

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このページでは、私達「WIND+HORN」の紹介記事も掲載いただいた、JR東日本「and E」〜ひと、まち、せかいをつなぐ〜 特集 ワーケーションのすすめより、【「日本型ワーケーション」の可能性と課題】の内容を一部ご紹介していきます。


将来的にワーケーションを日本で定着させていくためには、どれだけの企業がこの制度を取り入れ、社員が活用しやすい仕組み作りをできるかがポイントになります。


特に最近の若い人材は、多様で柔軟な働き方ができる職場を求めていたり、イノベーティブな発想を持っている人や、社外にたくさんのネットワークを持っている人ほど、ワーケーション的な働き方を好む傾向があるそうです。


また各地で、おしゃれで快適なコワーキングスペースが増えてきているため、ワーケターやテレワーカーが施設を選ぶ基準が高くなってきています。


さらに現在積極的にワーケーションを行なっている人たちの属性は、イノベーター理論(※1)でいうところのイノベーターやアーリーアダプターと呼ばれる人たちなのですが、今後はこのような働き方が社会に広がっていくと、アーリーマジョリティやレイトマジョリティの人たちも参入してくる見込みです。


それぞれが、ワーケーション施設やサービスに求めるポイントが大きく異なってくると予測されるため、そのニーズを把握し、いかに応えることができるかが、今後の勝負所になってくるのではないでしょうか。


ワーケーションに関連する4つのステークホルダー


地域行政
・交流人口、関係人口の増大
・多拠点移住→移住への導線
・空き家、空きオフィス対策
・地域観光事業者の活性化
・地域住民との交流促進

関連事業者
・地域との連携強化による事業拡大(デベロッパー・ICT)
・新たな業態による需要拡大
・地元観光業者の活性化(平日、オフ期対策、リピーター化)

従業員(個人)
・WAA(Work from Anywhere and Anytime)
・副業、複業(ポートフォリオワーカー)
・自律的な働き方(社内個人事業主)
・越境学習(他業種、他地域)
・クリエーティブな環境の確保

制度導入企業
・働き方改革
・テレワークの推進、BCP対策
・健康経営、ウエルネスの促進
・優秀な人材の確保、定着施策
・有給休暇取得促進

出典:JR東日本「and E」〜ひと、まち、せかいをつなぐ〜 特集 ワーケーションのすすめ【「日本型ワーケーション」の可能性と課題】