戦略MGマネジメントゲーム
研修プログラム

戦略MGマネジメントゲームとは、参加者各々がゲーム形式で会社を企業し、様々な経営活動の中で意思決定を行っていく、アクティブ・ラーニングです。言わば人生ゲームの経営版。自由・自立の精神を身につけ、「自ら考え行動する人材」を育てる強力な研修プログラムとして、専門のインストラクターがご提供いたします。

ゲームの流れ

①１卓＝１つの市場に６名＝６社が、それぞれ会社を経営していきます。

② 資本金３００万円を元手にして、１〜２日で３〜５期の経営を開始。

機械やシステム、PCへの設備投資、保険への加入、従業員の雇用から経営活動を開始。
原材料の仕入れや製品化、販売などの基本的な商売の流れを行います。

③ 東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台の市場で商売を展開。

それぞれの市場で仕入れを行い、製品化、販売していきます。
販売は市場を囲む各社で入札制で行われます。

市場の競争原理が働くため、計画通りの価格で販売するためには、自社と競合を意識して、戦略や戦術を考えることが必要になります。

④ 各市場で材料の仕入れと商品販売を行う。

卓内の各市場に「材料仕入れ単価」「販売価格」「マーケットボリューム（市場の需要数上限）」が記載されているので、その数字を考慮し、進めます。

⑤ 意思決定カードを順番に引いて、１０項目の中から一つを選択・意思決定を行う。

商品販売・材料購入・商品仕入・完成投入・採用・設備投資・広告・研究開発・教育・DONOTHING（何もしない）

同じ元手や条件で開始しても、繰り返しの意思決定によって会社の売上や利益が変わります。正しい意思決定を行うには、会社をどうしていきたいのか、ビジョンを描くことが必要です。その上で、経営計画や実行計画を立てます。計画に基づき意思決定を行い、上手くいかなければ、改善し、また行動。PDCAを回していきます。

⑥ 戦略や戦術を実行するための投資を行う。

チーム力を向上のための人材育成、製造能力を上げるための設備投資、販売力を強化するための人員増加や広告、戦略に合わせて投資します。

⑦ 意思決定ごとに、資金繰り表に入出金を記録。期の終わりには、お給料の支払い。

万が一足りない場合は、借金してでも支払わなければいけません。人件費の大きさへの気づきがあります。しっかり活躍してもらわないと、毎月の給料を捻出できないのです。

⑧ 毎期後のにマトリックス会計表で決算書を作成。

決算書作成は、非常に頭を使うマネジメントゲーム最大の山場です。会計処理や経理の知識を学ぶこともできます。

いくら売上をあげて儲けていたつもりでも、いざ決算してみると「こんなはずでは…」という感覚を味わえます。資金がなければ、原材料も買えずに、商品開発や人材教育、広告も出すことができません。社長の立場になってみることで、様々な気づきが得られます。

⑨ 毎期の自己資本成績をグラフで書き出す。

社長の意思決定が自己資本にいかに影響したのかを見える化、チェックイしていきます。売上ではなく、利益に注目することで、経営活動の常識が大きく覆ります。

以上の流れで、１日３期もしくは２日５期の会社経営をリアルに体験していきます。